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2007年11月27日 (火)

バレーボールと線質

内浦純一公式ブログに登場している左の大将は、中学時代バレー部のメンバーだった荒川君。大衆割烹「あら川」の二代目店主です。

彼とはアタッカーの二本柱として頑張っていたのですが、彼と僕の球質は全く異質でした。
彼の打つ球は素早い弾丸のような球質で、僕の球は重い大砲のような球質。彼の球をうけるとビンタのような痛さで、僕の球は拳骨のような痛さだと言われました。写メを見ての通り、彼の指は太く、僕の指は細いのに。
そういえばセッターが上げるトスもそのセッターによって球の質感が違いました。人の手に触れた球が意思を持ってその人の分身のように飛んで行くというのは不思議なものですね。

書においてもその人の線の質感というものがあります。僕は時々生徒の道具を借りて手本を書くことがあるのですが、同じ筆と墨と紙でもその線の味わいはまったく違ったものになります。とある先生が生徒の作品の中に自分が書いた手本が紛れていることに気が付かずにそれを添削したなんて話を聞いたことがありますが、僕はどんなに達者な生徒の作品の中に僕の書いたものが紛れ込んでいても「これ先生の字じゃん!」とすぐにわかります。


さて、今回提示した「劇」と「剛」には“りっとう”があります。

Photo

明らかに同じ“りっとう”でも見ての通りまったく違った趣きの線が引かれています。「劇」は空(くう)を掴み、「剛」は紙を掻いています。しかし、よくみると前の画からの受け取り方、捻り方、抜き方のスタイルはほとんど同じなんですね。そのスナップの利かせ方がバレーの球質のように独特の線質となっているのかもしれません。

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コメント

森先生のポーズ、ギャルっコみたい。(^_^*)v

投稿: まみたん | 2007年11月29日 (木) 01時07分

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