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2007年12月 8日 (土)

あとがき

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  毎週、放送でお見せしたいた作品は、
 放送直前にスタジオでぶっつけ本番でかいていました。
  そうした作品をテレビで披露するということは、
 書家としての技量を晒すことであり、視聴者に
 「本当にこれがいいの?」と思われてしまうような作品を
 書くことはできないというプレッシャーがありました。


  しかし、自分の作品を披露した時に客席でわきあがる歓声、
 そして番組を見ていた視聴者のみなさんやプロの先生方からの
 お褒めのメッセージを数多くいただいたことで、不安は拭い去られました。


見せかけのパフォーマンスに走らず、地道に書の鍛錬をしてきた甲斐があったと痛感しています。


 また出演者の方々が書いた作品に、いきなり×をつけるというのは、少々乱暴な
スタイルだったかもしれません。芸能界という厳しい世界でさまざまな経験を
積んできた人生の先輩方に指南するなど、それこそおこがましいとも思っていました。


 しかし、タモリさんをはじめ、みなさんが真摯にかつ謙虚に書に向かう姿を見て、
しっかりと指南しなければ逆に失礼にあたると感じるようになりました。


 スタッフの方に「素人が陥りがちな“下手ウマ”狙いはバッサリ斬ってください!」と
言われたこともあって、誤った概念を視聴者に植え付けるようなことがあってはならない
というスタッフの姿勢に、バラエティー番組であるからこそのプライドを感じました。


 「目指せ!達筆王」はそんな風に、出演者とスタッフと私の真剣さがぶつかりあって
成立していたと、今、改めて思います。                                             
                                                                                                                       森 大衛


ということで、なぜ僕が「笑っていいとも!」に出演するようになったのか?という
質問をほとんどの人にされるのですが、その前にまずはコーナーの姿勢からと思い、
「達筆王の本」のあとがきを掲載することにしました。

おかげさまで現在も増刊号スペシャルで『続!達筆王』という名称でコーナーは
続いており、タレントさん以外での最多出演記録を更新しているそうです。

そうなった経緯は、またそのうち記憶を遡りながらお話ししていこうと思います。

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コメント

森先生はほんとうは書道をとても愛しているんですね。私にはすごくわかりますよ。(^-^)

投稿: まみたん | 2007年12月 8日 (土) 23時55分

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