« '90'91といえば | トップページ | 信頼と保守 »

2008年7月14日 (月)

「掴」

'90の初個展では「ANNIVERSARY」以外にも歌詞を書いた作品が何点かあった。
しかし、その後は敢えて書かないことにした。


言葉の力に頼る中途半端な書道家にはなりたくない


『掴』は'91夏の夕方に書いた。
約135cm×100cmの大型作品だが、しゃがみ込んで書いたのを覚えている。
半紙の臨書の拡大版のような書き方だ。


Koku


「國」の二画目の右上に向かう筆の吊り上げと角の受け取り、
その角での腰の入れ具合から下部への展開そして上部への巻き上げは、
顔真卿や空海の筆法を取り入れている。


この作品は上野の森美術館で開催された「独立秋季展」に初入選した。


しかし、それでは満足できなかった。「もっともっと突き詰めねば!」
そして『燃』『獅』の制作へと突き進むことになる。


つづく

|

« '90'91といえば | トップページ | 信頼と保守 »

コメント

先生の作品制作のヒントがありそうで、すごく興味深いですeye
つづきが楽しみですheart04

投稿: mi | 2008年7月16日 (水) 08時10分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« '90'91といえば | トップページ | 信頼と保守 »