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2008年7月17日 (木)

「燃」

この個展を終えてすぐに森大衛はストイックに筋トレに励み出していた。


毎日のようにスポーツクラブに通い、時間があれば自宅でも
バーベルやダンベルを持ち上げた。


筋肉とは正直な生き物で、半年後には体重が10キロ増え、
Tシャツが肌に張り付き、それまで穿いていたジーンズは
太ももで止まって入らなくなった。


元々線が細い森大衛なので、それで普通体型になったともいえるが、
それは体型云々よりも作品を書くためのカラダ作りだった。


1月の独立書展で独立賞が欲しい。


9月下旬頃、まずは「燃」を書いた。
当時、ユーミンの新譜発売前にラジオでオンエアされ始めた楽曲、
情熱に届かない~Don't Let Me Goの「白いキャンバスが燃えるほど」
という歌詞に触発されて選んだ文字だ。

赤い西日が差し込む残暑の夕方に1枚だけ書いたのを憶えている。


En


しかしそれでだけでは不完全燃焼だった森大衛は、次に「獅」に取りかかる。


つづく

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