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2008年10月31日 (金)

掘り出し物

人と人との関わりというのは、
何でも気さくに話せる気心の知れた関係ももちろん大事だけれど、
年に一度、数年に一度、いや一生にたった一度のほんの一瞬のふれあいでも、
たとえその存在を一方的に知っているだけだとしても、
人生にとって重要な人が誰にでも必ずいるはずだ。


書家は書家同士、作品で会話をする。
それぞれが作品を生むために何をしてきたのか作品から伺えるからだ。


「私はこんな想いでこんな風にうんぬん」などと口にしたり、
文章にしたりした途端に消えてしまう“気”みたいなものを
一心に筆に託すのが書芸術の真骨頂。


それはまるで言葉を持たない人間以外の生き物が、
以心伝心できている本能に近いかもしれない。


言葉や文章にした解説など、ほんの1%くらいの価値。
どんなに熱く語ろうとも、書かれたものが限りなく真実に近い。
経歴も肩書きも意味はなく、書かれたものがその人そのもの。
そのためには書道家でも書家でもなく、書人の精神であらねばならない。


だから、このブログの文章のほとんどが森大衛にとっては1%にも満たない戯言。
掲載の「書」を見て物事の本質を見抜くべし。


ってことは、どーでもよくて。


中国製のちょっと使いづらかった筆を使いやすい筆に修理に出していたのが
今日完成してきました。


081031_02030001 081031_02020001


羊毛でこれ以上の長さの筆はたぶん殆どどこにもないはず。
あったとしても、百万円以上するんじゃないかな?

でもこれ、すーーーーっごくお安かったのよ、奥さん。
修理代を合わせても富山東京間の往復飛行運賃よりお安かったの。

ワタクシ、掘り出し物みっけるの得意でしょgood

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