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2009年1月21日 (水)

書の品格

日刊サイゾーからリンクしてココに来る人達こんにちはhappy01


今日はなぜ書に臨書が重要なのかお話しましょう。


古典を臨書する目的は、形を真似たり参考にしたりするためだけではありません。


品格、風格を養うためです。


どんなに乱暴で悪魔のように書き殴っても、
臨書の鍛錬を積み重ねてきた人間の書は深遠で耽美。


どんな綺麗事を聖人君子のように語っても、
臨書の鍛錬を疎かにしている人間の書は軽薄で醜悪。


うちの教室に来ている人はみな朗らかでイキイキした目で通って来ます。
それは臨書への探究心と手応えを感じながら、さらに本質を掴もうとする
向上心に満ちあふれているからです。
たとえミリ単位の添削でも、気付かされることが喜びなのでしょう。
2時間1クールの教室があっという間で、みな名残惜しく帰ります。


そんな人達と時間を共にさせてもらってる森大衛は幸せ者です。
「必然的に手本を書く」という最も臨書しないといけない
立場になってるわけですからgood
たまに「それ面倒くさーいdown」って言ってしまう先生ですけどねsweat02


画像は「臨・左繍叙(貫名菘翁)」1991年 独立書展 秀作賞

Sasyu

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コメント

はじめまして。私は森先生が笑っていいともで字を書かれる姿の美しさをいつも溜め息をつきながら見ていました。増刊号の録画ビデオは永久保存版です。

投稿: 視聴者 | 2009年1月23日 (金) 22時25分

生徒達がみなイキイキとした目で通う理由は
お手本を書いて戴くたびに
ためいきの出る様な美しい書に出会えるからです。

そして一瞬のうちに消えてしまいますが
お手本を書く先生の手先、筆先の動きの妙に魅せられるからです。

幸せなのは確実に生徒の方だと思います。

投稿: 生徒 I | 2009年1月23日 (金) 17時53分

臨書している時は、師匠から「何見てるんだっ!」と
叱られたことをいつも思い出します。

臨書は、見る目と書く技術がわかりますね。

投稿: りん | 2009年1月22日 (木) 23時50分

会社に入ったころは、まだ稟議書を万年筆で手書きしていました。
文字を書くのは好きだったので、重宝がられましたが、
よく先輩から「書道をやってた人の字じゃない」と言われてたことを思い出しました。
字が丸っこいみたいです。

地道に臨書のお稽古をして、品格と風格を養いつつ、
プッと吹きだされないような文字を書けるように精進したいです。

投稿: rie | 2009年1月22日 (木) 22時19分

自分の作品は身近過ぎてよくわからないけれど、うちの生徒達の受賞作品は爽やかなオーラがありましたね。

投稿: 大衛 | 2009年1月22日 (木) 00時09分

こんにちは。
森先生の作品を見ると気持ちがスーッと爽やかになります。

投稿: あかね | 2009年1月21日 (水) 13時36分

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