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2010年5月 6日 (木)

書道におけるパフォーマンス考

ズームイン!!SUPER「書道ガールズ甲子園」は、
書道部門、パフォーマンス部門、メッセージ部門の3つの部門、
それぞれ20点満点、合計60点の点数で審査します。


森大衛の持ち点は1/3しかなく、合計点数が同じになった場合のみ、
書道部門の点数で優勝校を決めます。
なので、書道以外の2/3にも力を注がなければ高得点は得られません。

しかし、実はそれと書には密接な関係があります。

今回、袖ヶ浦高校を評価したのは、実は余白だけではありません。
余白における表現方法はこれからまだまだ考える余地があります。


では、なぜ評価を得られたのかというと、
新体操を取り入れたことが線運動に結びついたのです。
きっと、新体操を取り入れてなかった頃と取り入れてからでは、
無意識ながらも作品の線質の生命感が変わったのではないかと思います。


もちろん、この関係性は新体操に限ったことではありません。
書道部オリジナルでも構いません。
大きな筆を持ち上げるためだけではなく、
線運動に連動する身体感覚を研究してみてください。


ちなみに、うちの生徒が作品を書く時、
森大衛は遠くから書いてる姿を見て、カラダの動きが良い動きで展開した時に、
「それ出来てるはずsign01捨てるなsign03」と言います。
そしてそれを見に行くと、90%は完成していますgood

年齢が「初老ガールズ」になっていても同じです。(笑)


参考までに、第3回大会後にブログのコメント欄に書いたことを
再度抜粋して明記します。

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今回は3校ともに筆を高く振り上げて書いていましたね。
でも、その振り上げが墨を飛び散らせて迫力を出す視覚効果なのか、
線運動に繋がる必然的なストロークなのかが重要なポイントでした。
それは書をやっていない人達でも感覚的にわかるようです。

必然的なストロークは、漢字、仮名に限らず、古典の臨書を
書いてある文字だけではなく、筆が紙から離れている時の気脈も
含めて会得するように書き込むと自然に身体感覚として養われます。
それは大きな作品も小さな作品も同じです。

「心技体」がその瞬間に必然的に連動することが、
本当の意味で気持ちを込めることに繋がるので頑張ってくださいね。
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コメント

先生の的確な審査基準をお教え下さり、ありがとうございました。
まさに筆の運動感が大切で、その運動感の軌跡が
空間につながることを知りました。
そのためにも 毎日の臨書を続け、自分たちの表現方法を
広げていきたいと思います。
まだまだ書写から脱却できないでいる私たち新1年生ですが、
日日の努力を大切にしていきたいと思います。
ありがとうございました。

投稿: NEW川口高校書道 | 2010年5月 6日 (木) 18時25分

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