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2012年3月21日 (水)

ダーナ 春号(3月)2012

「ダーナ 春号(3月)2012」に、
森大衛のインタビュー記事が掲載されています。


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<ダーナとはこんな雑誌です>
『ダーナ』とは、"旦那"の語源となっている古代インドの言葉ですが、
もともと「布施」を意味し、慈悲心、情け、思いやりを表しています。
ミドルエイジの男性たちが、本来もっている心の魅力でもあります。
でも、疲れた心からは、人を思いやる余裕はないのでは?
人の心を田にたとえるなら、深く耕せば豊かな実りが得られるように、
疲れた心も耕すことで豊かな気持ちが芽ばえます。
『ダーナ』は、日常のちょっとした見方を変えることで
心が元気に豊かになる方法を提案していきます。


<『ダーナ』創刊にあたって ひろさちや (宗教評論家)>

江戸時代の人々は、一日に4時間ぐらいしか働いていなかったそうです。
その日の食い扶持さえ稼げれば、後はのんびり話を楽しんだりしていたようです。
まさに落語の世界ですね。
それが現代となれば――
100年に一度と言われる不況が原因で、企業の倒産、リストラの嵐が吹き荒れています。
多くの人々が職を失う厳しい状況で、まるで不幸な時代に私たちは生きているかのようです。
そんな現代と江戸時代の違いはどこにあるのでしょう? 
や はり私は、お金を最優先に考える資本主義の世の中が限界にきているのだと思います。
もちろん、経済成長により日本人の生活は豊かになりました。
しかし、豊かさと引き換えに、欲望は肥大化する一方です。
他人を蹴落としても自分さえ幸せになればいい。
そんな競争原理が勝ち組、負け組などという格差社会を生み出し、
一部の金持ちにとって都合のいい価値観に縛られてしまっているのではないでしょうか。
そこで私たちは、経済成長一辺倒に考えてきたものの見方が間違っていたということに
まずは気がつくことです。
「会社人間」としてこれまで、どれほどの時間を会社に費やし、
そのツケをどれだけ家族に回してきたか。
定年を迎えたら生きがいと行き場をいっぺんに失い、家族はバラバラになってしまった。
そんなことにならないように、どこかで目覚める時がきているのだ と思います。
世間のモノサシではなく、それを超えたモノサシを持ち、お金ではなく、
心を豊かにすることを大切にする。そうすることで、家族の団欒を取り戻し、
自分らしい社会との新しい絆を築いていくことを楽しむ。
編集部に聞くと、新しく創刊される『ダーナ』は、
そうした人間本来が持っている共に生きていくという世界観をテーマに、
ホッとさせられる雑誌を目指すということです。
その言を信じるならば、読めばきっと何かしらのヒントが見つかるはずだと思いますよ。


ひろさちやさんのプロフィル
1936年、大阪市生まれ。東京大学卒。同大学院博士課程修了。
難解な仏教思想をやさしく説く語り口で人気を博す。
気象大学校教授、大正大学客員教授などを歴任。
『わたしの「南無妙法蓮華経」』、『「風狂」という生き方』ほか著書多数

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